Topics!
ハーフマラソンと10kmコースは公認コース・競技会です。日本陸上競技連盟 公認競技会No.25130842 公認コースNo.10096 ・・・ハーフマラソン・10km
WORLD ATHLETICS 公認コースNo.JPN2022/126A ・・・ハーフマラソン
ハーフマラソンは新宿アルタ前までコース拡大します!
Episode・・・マラソンコースはこうやって測ります
ランナーの皆様に、正確な距離のマラソンコース走っていただくために、公認マラソンコースは公認計測員によって、計測用カウンターを車輪に取り付けた自転車で計測します。計測作業は交通量の比較的少ない深夜から早朝にかけて、予め関係機関と調整のうえ、許可を得て行います。
計測作業の前に、5km・10kmなどの距離ポイント、折返しポイント、コースが切り替わる箇所を仮ポイントとして設定します。
プレカリブレーション
一定の長さの直線路を自転車で複数回走行します。
自転車の車輪に装着しているカウンターで車輪回転数を算出します。
気温やタイヤの空気圧など、様々な条件も加味して算出します。
※カリブレーションとは・・・
計測機器の正確性を、標準点(距離)と比較して調整する作業です。
陸上競技の距離計測では、予め日本陸上競技連盟にて指定された器具(鋼製巻尺)と手順により計測設定した標準点(距離)を自転車走行し、計測機器(自転車装着カウンター)の正確性を調整します。
コースの距離を計測する前(プレ)と後(ポスト)で、カリブレーションを行います。
コース計測開始!
3人の自転車計測員の前後を車両で安全確保し、交通ルールを順守しながら走行します。
予め定めていた5km・10km等の距離ポイントや折返しポイント、コースが切り替わる箇所等を補助員が指し示し、カウンターの数値を記録します。
コースは道路の最短距離を走行し、計測します。
路肩から30㎝を目安に、往路と復路で車線を切り替える場合は、往路復路それぞれ計測します。
坂道も、トンネルも自転車で走行し、計測します。
一般車両も通行していますので、車両や警備員により十分な安全確保をし、計測します。
コース計測作業が終わるころには、すっかり夜も明けます。
スタート&フィニッシュである国立競技場内も自転車で計測します。
道路の計測作業後に、ポストカリブレーションを行い、プレカリブレーション時とのカウンターの誤差を算出します。
その後、3人の検定員のデータを集約し、距離ポイントや往復折返しポイントの正確な位置を算出します。
ポイントは、道路標識から~~cm等、目印となる道路構造物3か所からの距離を記録し、同時にポイント箇所の道路幅を計測記録し、大会当日に誤りなくポイント設定できるように備えます。
以上の計測データは、日本陸上競技連盟及びWORLD ATHLETICSに提出し、審議にかけられ公認を得ます。